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癇癪(かんしゃく)がひどい・手がつけられない

子どもの癇癪(かんしゃく)がひどい・手がつけられないと
お困りの方へ

子どもの癇癪(かんしゃく)がひどい・手がつけられないとお困りの方へ癇癪とは、大声で泣いたり、暴れたりすることを指します。周囲の物や人にあたったり、自分の頭を壁などに打ちつけたりするケースも見られます。
癇癪自体は、ほとんどの子どもに見られます。特に1歳半~3歳くらいのイヤイヤ期には、珍しいことではありません。
しかし、毎日のように癇癪を起こす、日常生活に支障をきたしているといった場合には、ADHDやASDといった発達障害、あるいは何らかの強いストレスを抱えている可能性があります。
お子さまの癇癪で悩んでいる、発達障害やストレスが心配といった場合には、一度当院にご相談ください。

癇癪(かんしゃく)とは

癇癪(かんしゃく)とは癇癪は、子どもが自分の気持ちを言葉・行動で表現できなかったり、自分の思うようにいかなかったりした時に、感情が爆発して起こるものです。具体的には、以下のような行動として見られます。

  • 大声で泣く、叫ぶ
  • 寝転がって手足をバタバタとさせる
  • 暴れて人や物にあたる
  • 自分の頭を壁などに打ちつける

癇癪の多くは、一般に1歳半~3歳くらいで、自我の芽生えという成長の過程で現れますが、年齢を重ねても頻繁に起こる、日常生活に支障をきたしているといった場合には注意が必要です。

年代別にみる
子どもの癇癪の特徴

癇癪は、そのお子さまの特性、体調、その時の状況によって、さまざまな形で現れます。
年代別に見ると、以下のような特徴が挙げられます。

0~1歳

空腹、眠気、痛み、おむつや衣類の蒸れ・擦れなど、生理的な不快感が主な原因となります。
基本的には、泣いたり、手足をバタバタさせたりする動作で表わされ、不快感を解消してあげると間もなく癇癪も治まります。

1歳~1歳半くらい

1歳くらいからは、自分のしたいこと、親御さんのしたいことの違いを、漠然とではありますが理解するようになります。先に挙げた不快感が生じたときだけでなく、親御さんのしようとすることに対する拒否の姿勢として、癇癪を起こすようになります。

1歳半~3歳くらい

いわゆるイヤイヤ期にあたります。親御さんがよかれと思ってしたことでも、自分の意思を尊重してほしいという強い思いから、拒否の姿勢として癇癪を起こすようになります。

3歳以降

3歳以降も、場合によっては小学校・中学校に上がっても、あるいは大人になっても癇癪を起こすということはあります。
原因はさまざまですが、いずれの癇癪の場合も、「困っているサイン」であることはおおむね共通しています。

子どもの癇癪の原因

癇癪は、ほとんどのお子さまに見られます。毎日のように続いたり、ひどい癇癪を繰り返す場合には、親御さまのストレスも大きくなります。
その原因を知ることが、正しい対応のためには大切になります。

発達の段階によるもの

3歳くらいまでのお子さまの場合、自分の不快感を伝えるためであったり、自我の芽生えの表出として、癇癪が見られます。快・不快の気持ちをうまく言葉で伝えられない、自分で不快感に対処できないというやり切れない気持ちも、癇癪を起こす原因になります。

環境によるもの

やりたいことができない・手に入らないといった状況も、癇癪を起こす原因になります。その他、睡眠不足、不規則な生活リズムなども、癇癪を悪化させることがあります。

発達特性によるもの

ADHDやASDによって、癇癪を起こすことがあります。

注意欠如・多動症(ADHD)とは

集中力が続かない、不注意、衝動性といった特徴を持つ発達障害です。環境・状況の変化にうまく対応できず、癇癪を起こすケースが見られます。

詳細はこちらへ

自閉スペクトラム症(ASD)とは

対人関係・コミュニケーションに特徴があり、強いこだわり、過敏性などを伴う発達障害です。予定外のことが起こったり、自分が決めた順序・ルールでものごとが進まない場合などに、癇癪を起こすケースが見られます。

詳細はこちらへ

体調やストレスによるもの

空腹や眠気などの不快感があるとき、強い不安・ストレスがあるときなども、癇癪を起こします。原因を取り除いてあげると、改善します。

癇癪がひどいときの対応法

ひどい癇癪を起こした時には、以下のような対応をすることが大切になります。

身の回りの安全を確保する

コップ、硬いおもちゃなど危険なものを遠ざける、子どもを危険な場所から移動させるなどして、怪我や物の破損などを防ぎましょう。

必要以上に構わない

癇癪を起こしているあいだは、怒鳴ったり、反対にすべて要求を飲んだりといったことは避けるのが無難です。
お子さまが余計に興奮したり、癇癪を起こせば思い通りになると学習してしまうことがあるためです。
難しい場面もあるかと思いますが、基本的には自然に落ち着くまで待ちましょう。

落ち着いたら褒めてあげる

時間が経ち、お子さまが落ち着けば、しっかりと褒めてあげてください。褒めることで安心感が得られると共に、癇癪の予防にもつながります。

MYキッズクリニックで行う
癇癪へのサポート

強い癇癪が繰り返される場合、日常生活に支障をきたしている場合には、当院にご相談ください。
大阪府茨木市のMYキッズクリニックでは、以下のようなサポートを行っています。

医師による発達や行動の
評価

お子さまの発達段階・行動の特徴をヒアリングし、背景にある要因を絞ります。必要に応じて、心理検査も行い、今後の方針を一緒に考えていきます。

PCIT(親子相互交流療法)CAREプログラムなど
科学的根拠に基づいた支援

親御さまとお子さまが一緒に取り組む親子相互交流療法などによって、褒め方・声かけ・関わり方などの練習を行います。こういった療法はアメリカを中心にすでに普及しており、国内でも導入が進んでいます。

詳細はこちらへ

発達検査や療育機関への
ご紹介

必要に応じて、発達検査を行います。またその結果に応じて、療育・リハビリの専門機関と連携します。支援の開始は、早期であるほど、QOLや社会性の向上に役立ちます。

ご家族の子育てストレス
へのサポート

「どうすればいいのか分からない」「叱ってばかりで嫌になる」といった親御さまの不安・お悩みにも寄り添います。医師・スタッフと共に、安心して子育てに向き合う方法を考えていきましょう。

子どもの癇癪でよくあるご質問

癇癪は成長とともに自然におさまりますか?

幼児期の癇癪は、基本的に自我の芽生えによるもので、その後ほとんどは自然におさまります。ただし、毎日のように癇癪を起こす、癇癪によって日常生活に支障が出ている場合には、発達の特性や環境要因が影響している可能性があります。時期を問わず、お子さまの癇癪が気になるようでしたら、お早目にご相談ください。

発達障害との違いはありますか?

ADHDやASDなどの発達障害の場合には、感情のコントロールの難しさ・切り替えが苦手といった特徴があります。ただ、その特徴にも個人差があるため、親御さまのみでの判断は難しくなります。専門の医療機関で発達・行動の評価を受ける必要がありますので、気になる場合は一度ご相談ください。

兄弟姉妹への影響が心配ですがどう対応すればいいですか?

激しい癇癪を起こした時には、兄弟姉妹・近くの危険な物を遠ざけ双方の安全を確保するなどの対応が必要です。また、癇癪を起こしたお子さまが落ち着いた時にはしっかりと褒めてあげることも大切です。ご家族皆さまが安心して毎日を過ごせるよう、当院がサポートさせていただきます。

PCITはどんな効果がありますか?

PCIT(親子相互交流療法)は、親御さまとお子さまが一緒に取り組む行動療法の1つです。科学的根拠に基づいた療法であり、以下のような効果が報告されています。

  • 癇癪、攻撃的行動の減少
  • 親御さんのストレスの軽減
  • 親子関係の改善

アメリカなどではすでに普及しており、近年は国内でも導入が進んでいます。