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【鼻水・鼻づまり】 鼻水・鼻づまりがなかなか治らない

子どもの
鼻水・鼻づまりについて

子どもの鼻水・鼻づまりについて保育園・幼稚園に通い始めるくらいの年齢のお子さまには、よく鼻水・鼻づまりが見られます。
呼吸がしづらくなったり、睡眠を妨げたり、口呼吸の原因になることもあるため、「いつものことだから」と放置せず、一度当院にご相談ください。

鼻水・鼻づまりが
なかなか治らない原因

お子さまの鼻水・鼻づまりが治りにくい原因には、以下のようなものがあります。

免疫システムが未成熟

大人のように免疫システムが成熟していないため、鼻水・鼻づまりが起こりやすく、かつ長引きやすい傾向があります。

複数の風邪ウイルスへの
感染

保育園や幼稚園などで複数の風邪ウイルスをうつされてしまうと、鼻水・鼻づまりをはじめとする風邪の症状が長引きがちです。

アレルギー性鼻炎

花粉やハウスダストを原因とするアレルギー性鼻炎によって、風邪をひいたわけでもないのに慢性的に鼻水・鼻づまりが続くことがあります。

副鼻腔炎

4~6歳くらいのお子さまは、しばしば副鼻腔炎を発症します。黄色や緑色の粘り気の強い鼻水、鼻づまりの症状が見られます。

鼻水の色(透明・黄色・緑色)で分かる病気のサイン

鼻水の色(透明・黄色・緑色)で分かる病気のサイン子どもの鼻水は、色や性状によってある程度の病気の目安になります。ただし、「色がついている=必ず細菌感染」ではありません。多くの風邪では、透明 → 白っぽい → 黄色や緑色 → 再び透明、といった経過をたどります。鼻水の色だけで判断せず、お子さまの全身の状態をよく観察することが大切です。

透明な鼻水

特徴

サラサラしていて水っぽく、垂れやすい。

考えられる病気
  • 風邪の初期
  • アレルギー性鼻炎

風邪のひきはじめや、花粉・ダニなどによるアレルギーでよく見られます。くしゃみや目のかゆみを伴う場合はアレルギーの可能性が高いです。

白い鼻水

特徴

やや粘り気があり、透明から白っぽく濁る。

考えられる病気
  • 風邪のピーク時

体がウイルスと戦っているサインで、一時的に濁ることがあります。数日以内に色が変わるのが通常です。

黄色い鼻水

特徴

粘り気が強く、においを伴うこともある。

考えられる病気
  • 風邪
  • 副鼻腔炎
  • アレルギー性鼻炎

風邪の経過中にもよく見られるため、必ずしも細菌感染とは限りません。ただし、発熱や強い鼻づまりが続く場合は副鼻腔炎の可能性があります。

緑色の鼻水

特徴

粘り気が強く、濃い色をしている。においが出ることもある。

考えられる病気
  • 風邪
  • 副鼻腔炎

風邪の後期でも見られる色ですが、10日以上続く・顔の痛みや頭痛を伴う場合は副鼻腔炎を疑います。

赤い鼻水

特徴

血が混じり、血液のにおいを伴うこともある。

考えられる病気
  • 鼻出血
  • 異物の存在
  • 腫瘍

乾燥や鼻を強くかんだ後に一時的に出ることもありますが、繰り返す場合や長引く場合は受診が必要です。

自宅でできる
鼻水・鼻づまりの対処法

鼻水・鼻づまりの症状は、ご自宅での対処によって、改善が可能です。

鼻水を除去する

鼻水を除去する自分一人で、または大人が手伝ってあげても鼻かみができない場合には、鼻吸い器の使用をおすすめします。現在は便利な電動タイプが販売されています。

鼻吸い器の使い方
  1. ノズルを鼻の穴に差し込みます。
  2. 回転させながら、鼻水を吸いやすい位置を見つけます。
  3. 苦しがらないよう、様子を見ながら、数回に分けて吸い出します。

深く差し込んだり、強く押し付けたりといったことは避けてください。粘膜の炎症や出血の原因となります。

部屋を加湿する

加湿器などを用いて部屋を加湿することで、鼻の粘膜の乾燥を防ぎます。湿度の目安は、50~60%です。

ハウスダスト・花粉対策をする

アレルギー性鼻炎の場合は必須です。部屋の小まめな掃除・換気、清潔な寝具の使用、花粉を室内に持ち込まない(玄関で花粉を払う・帰宅後はすぐ着替えお風呂に入る等)などの方法があります。

寝る時の姿勢を工夫する

上半身をやや高くして眠ると、鼻水がのどへと流れにくくなります。

子どもの鼻水・鼻づまりで
よくあるご質問

透明の水っぽい鼻水が出ます。原因は何でしょうか?

透明のサラサラした鼻水は、風邪、アレルギー性鼻炎などで見られる症状です。特に2週間以上続くといった場合には、アレルギー性鼻炎の疑いが強まります。一度、ご相談ください。

2~3日、鼻水が続いています。受診した方がいいのでしょうか?

透明のサラサラした鼻水であり、元気な様子であれば、それほど心配する必要はありません。ただし、2週間以上続く場合には、一度ご相談ください。また、鼻をかめない・鼻吸いができない、鼻づまりで睡眠が妨げられているといった場合も、受診をお願いします。

鼻水はとってあげた方がいいのでしょうか?

はい、ウイルスや細菌が含まれていますので、自分で鼻をかませるか、鼻かみを手伝ってあげるか、鼻吸い器を使用するかして、取り除いてあげてください。鼻水がダラダラとたれたり、鼻が詰まったりするのは、お子さまにとっても辛い(呼吸がしにくい)状態です。もちろん、クリニックでも鼻吸いをいたしますので、お気軽にご相談ください。

風邪の治りかけには、黄色い鼻水が出ると聞きました。黄色い鼻水であれば、受診は不要でしょうか?

風邪の治りかけの時期には、ウイルス・細菌と戦った免疫細胞の死骸が混じり、鼻水が黄色っぽくなります。ただ、副鼻腔炎の場合も同様に黄色い(または緑色の)鼻水が見られますので、長引く・気になるようでしたら一度ご相談ください。

鼻の病気は、子どもに遺伝するのでしょうか?

アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎は、体質などの遺伝により、親子で発症しやすい傾向があります。それ以外の鼻の病気については、基本的に遺伝はほぼ関与しないと考えられます。