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おねしょ・お漏らし

子どものおねしょ・お漏らし(夜尿症・尿失禁症)

子どものおねしょ・お漏らし(夜尿症・尿失禁症)お子さまのおねしょ(夜尿症)、日中のお漏らし(尿失禁症)の多くは、膀胱機能・排尿コントロールが未熟であるために起こるものであり、成長と共に改善します。
ただ、小学校に入っても続く場合には、医療的なサポートを検討する必要があります。また、小学校に上がる前であっても、ご不安な場合は一度当院にご相談ください。

子どものおねしょ(夜尿症)
とは

子どものおねしょ(夜尿症)とはおねしょとは、寝ているあいだに無意識に排尿してしまうことを指します。通常、3~4歳頃まではよく見られるものの、以降は自然に改善していきます。
おねしょのうち、特に5歳以上になっても月に1回以上の頻度で起こり、それが3カ月以上続く場合には、「夜尿症」と診断されます。

子どもの夜尿症の原因

夜尿症の多くは、膀胱機能・排尿コントロールが未熟であることで起こります。
また、抗利尿ホルモンの不足、睡眠が深い体質(尿意に気づけない)、便秘などによる膀胱の圧迫、ストレス、生活習慣の乱れなどが原因になることもあります。

夜尿症の治療法

就寝前の水分摂取を控える・塩分を摂り過ぎない、就寝前にトイレに行く、寝冷えを防ぐための環境調整を行うといった、生活習慣の改善が基本となります。便秘がある場合には、その改善も必要です。これらの治療により、2~3割のお子さまで夜尿症が改善します。
改善しない場合は、夜尿アラームを用いた行動療法、抗利尿ホルモン製剤の内服などを検討します。

子どものお漏らし
(昼間尿失禁症)とは

子どものお漏らし(昼間尿失禁症)とは昼間尿失禁症とは、日中の起きているあいだに尿を漏らしてしまうことを指します。夜尿症と同様、膀胱機能・排尿コントロールが成熟するにつれ、4歳頃までに改善することが多くなります。
5歳を過ぎても日中のお漏らしが続く場合には、治療を検討します。

子どもの昼間尿失禁症の
原因

膀胱の発達の遅れ、過活動膀胱、便秘に伴う膀胱圧迫、おしっこを我慢する習慣、誤った排尿姿勢など、さまざまな原因が考えられます。その他、心理的なストレス、生活環境の影響によって起こるケースも見られます。

子どもの昼間尿失禁症の
治療法

食事や運動による生活習慣・排尿習慣の改善、便秘の改善などを行います。食事においては、規則正しく3食を摂ること、水分・食物繊維を十分に摂ること、カフェインを控えることなどが大切です。また排尿習慣の改善においては、2~3時間ごとに尿意の有無に関係なくトイレに行く「定時排尿」を行います。
これらの治療により改善しない場合には、膀胱の働きを整える薬物療法の導入を検討します。

子どものおねしょ・お漏らしのご家族での取り組み

家族で一緒に生活リズムを整える

生活リズムの改善について、家族で一緒に取り組むことで、お子さまの協力が得られやすくなります。

夕食の時間を調整する

必要に応じて、夕食の時間を早めます。早くし過ぎるとお腹が減って眠れないということもあるため、就寝時刻の2~3時間前に夕食が終えられるよう、調整しましょう。

水分の摂取に気をつける

夕方以降は、おねしょ予防のため水分を摂り過ぎないようにしましょう。基本的に、日中の水分摂取の制限は不要です。

塩分を摂り過ぎない

塩分を摂り過ぎるとのどが渇きます。3食だけでなく、間食による塩分の摂り過ぎにも注意しましょう。特にスナック菓子、せんべい、和菓子などには塩分が多く含まれます。

子どものおねしょ・お漏らしのQ&A

受診の際、おねしょ・お漏らしの記録などはあった方がいいですか?

あれば理想ですが、なくても構いません。おねしょ・お漏らしの頻度や時間帯、思い当たる原因などが分かれば、診断に役立てます。また便秘の有無を確認するため、排便の頻度・量・状態なども分かる範囲でお伝えください。
夜尿症外来タブから予約をとり、Web問診をお済ませのうえ、ご来院ください。持参いただくものの記載があります。

おねしょ・お漏らしが何歳まで続けば、受診が必要ですか?

「5歳以上」というのが受診の目安です。ただ、5歳未満であっても、おねしょ・お漏らしで困っているという場合には、ご相談いただけます。

すぐにできる対策はありますか?

生活リズムを整えたり、夕食の時間を調整したり、水分・塩分の摂り方に気を付けたり、排尿習慣を見直したりといったことが挙げられます。受診された際には、より細やかな指導・アドバイスを行います。

育て方・しつけ方が原因でおねしょやお漏らしをすることはありますか?

心理的なストレスによっておねしょ・お漏らしが起こるということはあります。ただ、たとえストレスが原因であっても、それが育て方・しつけ方によるものとは限りません。ほとんどの場合、それ以外に原因がありますので、ご自身を責めたりせず、まずはお気軽にご相談ください。

おねしょ対策として、おむつをさせても構いませんか?

はい、構いません。おねしょをした時の洗濯物が減るというだけでなく、お子さまが安心して眠れ、それがおねしょの改善につながるということもあります。ただ、お子さまが嫌がる場合は控えましょう。また、現実問題としてずっとおむつをつけて寝るわけにはいきませんので、一度、当院にご相談いただければと思います。